こちらが思う以上の
「アイデア」が
盛り込まれている。
まさに「ブレーン」ですね。

株式会社ナイキ
オフィスデザイン部 部長
木村

NAIKI

現在の役職と業務内容を教えていただけますか?

オフィスデザイン部 部長 兼 オフィスデザインラボの課長をしております。
オフィスデザインラボは、パンフレットなどの販促ツール類の企画、商品企画やレイアウト制作の後方支援、商品画像管理システムの運用・保守、またオフィス空間に関する研究機関的な役割を果たす部署です。ひとくくりに言えないくらい守備範囲の広い部署です。

もう10年以上前になりますが、とらとの取引が始まった時どういう印象でしたか?

2004年当時、総合カタログの制作会社が変わるという情報は知っていましたが自分が担当ではありませんでした。でも、ナイキそのものが変わるわけではないので、同じような品質のものが出来上がるものと思っていました。こちらの体制がしっかりしていれば従来と品質に差は出ないだろうという気持ちでした。
しかし実際は、従来とは全然違うカタログが出来上がったので印象に残っています。さらに2年目ももっと変わった。
紙面の見せ方でここまで変わるのかと、驚きました。

その後、カタログのご担当になられました。初めて仕事をしたときの事を覚えていますか?

実は、もっとビジネスライクだと思ってたんです。ビジネスライクというのは、要望を伝えると答えが上がってくる、システマチックに進行しているイメージです。それが普通なんだろうという認識でした。
実際やってみると、もっとドロドロしてた(笑)
かなり緊密にコミュニケーションを取ってくれるという良い意味です。

カタログだけでなくシステムもご依頼いただきました。

当時はサーバー型の画像管理システムを導入していたのですが、カタログなどの販促物を制作した際に出来上がる「画像データ」という資産を、いかにデジタル管理し、汎用性を高め、営業支援などへの二次利用できる形にできるかという課題がありました。とらさんはシステム構築もされていると知り、相談してみました。それで出来上がったのがNap-Viewです。
自分で、エクセルやファイルメーカーで運用していたものがクラウドシステムになりました。
※画像管理システム「NAP-View」:商品の検索と画像データのダウンロードができるクラウドシステムです。

ご自身はもともとシステム畑ではないですよね?

私は、美大でプロダクトデザインを専攻していたので、デザイナーとして入社しているので全く違います(笑)

では、デザイナー視点でみて、とらのデザインについてはどういう印象ですか?

いまは紙媒体が多いですが、デザインの品質が高く、納期管理がきっちりされており十分に満足しています。また、こちらの言った通りのものではなく、こちらが思う以上の「アイデア」が盛り込まれているので、まさに「ブレーン」ですね。

他にも制作会社がある中でとらを使い続ける理由は?

こちらが言ったことを理解するスピードと深さが違いますね。文脈を理解した上で、伝えた以上のアウトプットしていただける。世の中には伝えたとおりの事だけを要求する人もいると思いますが、私個人としては逆に伝えた以上の何かを期待しているので、常にプラスアルファの提案をしていただけるという点が毎年ご依頼する理由です。 もちろん、画像データを持たれているという点も大きな要素です。

どんな瞬間でとらに電話しますか?

切羽詰まった時か、思いついた時ですね。

とらを誰かに紹介するとしたら?

デザインとシステムが融合した会社だよって紹介するかな。
ホームページまではグラフィックの領域として一般的ですが、画像管理システムのような裏側の仕組みも作れるというのは強みであるように思います。

※2017年6月取材。

これ、つくったやつです。

  • 総合カタログ、製品パンフレット、ポスター
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  • NAP-view
    画像管理システム「NAP-View」